
2026.03.24お知らせ
令和8年2月19日(木)、(一社)建設コンサルタンツ協会九州支部が主催する技術講習会において、当社技術統括部長・坂井が、福岡県北九州県土整備事務所の方々に、「水害対策(河川と下水道の連携から流域全体の連携へ)」と題した講習を行いました。
内水対策では通常、対象とする降雨規模は5~10年確率が中心ですが、都市化の進展による不浸透域の増加に加え、短時間強雨の頻発化・顕在化が重なり、雨水が市街地に滞留するケースが増えています。その結果、内外水が連動した複合的な浸水被害が顕著となり、これまで以上に内水領域での治水の重要性が高まっています。よって、流域治水の実現には、河川のほか前述に関係する下水道・都市計画、主に上流域で高い貯留効果を発揮する農地・農業水利施設に至るまでの部局間の垣根を越えた協働が不可欠です。
今回の講習会は、令和8年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた地域での開催であったため、防災・減災に対する関心がより高まっていると感じました。講習を通じて生まれた気づきや対話が、今後の復旧・復興、地域の治水安全度向上に向けた一助となれば幸いです。
当社は、社会全体が自分事として「流域治水、さらには流域総合水管理」へ取り組むきっかけをつくることを目指し、流域治水オフィシャルサポーターの一員として、今後も講師派遣や普及活動に積極的に取り組んでまいります。